東京に生まれて
1986年、日本人の母とアメリカ人の父のもと東京で生まれました。4歳で The American School in Japan(ASIJ)に入学し、2005年の卒業まで通いました。だから今でも、どの国よりもインターナショナルスクールこそが「家」だと感じます。
高校時代は、サッカーの試合がある日に東京スタジアムでビールやハンバーガーを売り歩いていました。もちろん全部日本語です。夏はASIJのデイキャンプで働き、そこで初めて「教えること」を仕事にできるかもしれないと考えました。

東京で生まれ、インターナショナルスクールで育ち、結局その世界から離れませんでした。今は台中で教え、時間があればサッカーを指導し、自分の会社 Harris International Education で他校の模擬国連づくりも手伝っています。
同行者妻のサム教員・デザイナー 座席1Bsamgeorgi.com『うちの子、
インターナショナルスクールという選択を考えるすべての家族へ
子どもをインターナショナルスクールに通わせるか迷っている日本のご家族に向けた本です。4歳からASIJに通った元生徒として、そして15年間インターナショナルスクールで教えてきた教員として書きました。巻末には、5校の卒業生8人のプロフィールを収録しています。
下にスクロールすると、1986年の東京から今の台中まで、飛行機が私の引っ越しをたどります。直線距離で約66,900km、地球1.7周分。夏休みの帰省は数えていません。
1986年、日本人の母とアメリカ人の父のもと東京で生まれました。4歳で The American School in Japan(ASIJ)に入学し、2005年の卒業まで通いました。だから今でも、どの国よりもインターナショナルスクールこそが「家」だと感じます。
高校時代は、サッカーの試合がある日に東京スタジアムでビールやハンバーガーを売り歩いていました。もちろん全部日本語です。夏はASIJのデイキャンプで働き、そこで初めて「教えること」を仕事にできるかもしれないと考えました。
祖父母はバークレーで出会い、父もバークレーの卒業生。私がバークレーに進むのは自然な流れでした。大学でもサッカーを続けるつもりでしたが、入部テストの1か月前に前十字靭帯と内側側副靭帯を断裂し、復帰まで14か月かかりました。
Japan-USA Union の会長を務め、日本のDVDレンタル店でカウンターに立ち、3〜6歳の子どもたちにサッカーを教えていました。
Tyco Flow Control Japan の海外腐敗行為防止法(FCPA)対応や、Merck Serono の統合関連業務に携わりました。仕事の大半は日本語です。良い訓練にはなりましたが、自分の生きる道ではありませんでした。
2010年に退職し、Tom Byer Soccer Academy でイギリスやオーストラリアから来たコーチの通訳を務めた後、ASIJで7年生の教育実習を始めました。指導教員のDan Smith先生は、私が中学生だった頃からASIJで教えていた方です。
初めてのフルタイムの教職です。10〜12年生に経済と社会学を教え、University Clubを立ち上げ、女子サッカー部を創設しました。
初めて模擬国連の指導もしました。25歳。数週間で夢中になりました。
当時「世界で最も殺人の多い都市」と呼ばれていたサンペドロスーラで、9年生の近現代世界史を教えました。
50人の生徒とともにSan Pedro Sula Conferences(SPSCON)を立ち上げ、数年で複数の国から300人を超える代表が集まる大会に成長しました。MUN と MOASを統合して EIS Global Leadership を設立し、後に Best Delegate からトップクラスの国際プログラムの一つとして評価されました。
着任時、学校は創立3年目。9年生の社会科カリキュラムの多くを自ら作りました。その後、AP Research、AP Psychology、そして経済・心理学・ディベートの選択科目を担当。10年生の学年主任を5年間務め、男女サッカー部と硬式テニス部を指導しました。
着任1年目に GECMUN を創設し、韓国有数の規模の模擬国連大会に育てました。コロナ禍にはユニセフへの寄付を目的としたオンライン大会 No Borders MUN を立ち上げました。2019年と2022年に Faculty Global Leader 賞を受賞。
「The Harris Index」と名付けた復習動画を制作し、経済の授業のためにブラウザゲームを開発。Teachers Teaching Teachers でAIツールの研修を担当し、模擬国連プログラムにクライシス委員会を導入しました。
U-16男子サッカーチームを率いてドバイやジッダの大会に出場し、TEDxYouth@AISR で2回登壇しました。
最新の寄港地です。AP Microeconomics、AP Macroeconomics、AP Research、8年生の模擬国連を教えています。また、台湾初の模擬国連大会 TAIMUN を主催する AST で模擬国連コーディネーターを務め、新設科目「AP Business with Personal Finance」を担当する最初の世代の教員の一人でもあります。
経済は退屈、歴史も退屈。そう思われがちですが、私はどちらもそうは思いません。10月になる頃には、生徒たちもたいてい同意してくれます。
College Board は2026–27年度、AP Business with Personal Finance を全米で開講しました。つまり私の生徒たちと私は、この科目を学ぶ最初の世代です。過去問は一つもなく、どの単元も全員にとって初めてです。
起業からマーケティング、資金調達、経営まで、ビジネスの仕組みを学びます。予算、クレジット、貯蓄、投資、リスク管理など、大人になれば誰もが必要なのに学校ではほとんど教わらないお金の知識も扱います。PwCで働いてから教員になった私にとって、「学生時代にまず受けておきたかった」と思える授業です。
2011年から、形を変えながら経済を教えてきました。バーレーンでの選択科目、韓国でのAP教材中心の学年混合クラス、そしてリヤドでのIB Economics。今年、初めて2つのAP科目を両方担当します。
IBからは、根拠を比べて自分の判断を説明させる指導を学びました。APではモデルを正確に、ぶれずに使えるかが問われ、採点基準が明確なので数日でフィードバックを返せます。今年は、その両方を生徒に求めています。
8年生がリサーチ、交渉、委員会でのスピーチを学ぶ選択科目です。今まさに進行中の単元は、このクラスのために作った古代ローマのクライシス・シミュレーションです。
最初の委員会のテーマは象牙取引でした。
紀元前44年3月16日、ローマ。カエサルは昨日暗殺されました。15人の生徒が15人のローマ元老院議員になります。解放者派5人、カエサル派5人、中立派5人。一人ひとりが封筒を開けると、中には公開用の経歴と、誰にも見せてはいけない極秘ページ。その議員が何を望み、何を恐れ、すでに何をしてしまったのかが書かれています。そして元老院が90分間、完全に役になりきって開かれます。
バーレーンと韓国で選択科目として経済を教えた後、リヤドではIB Diploma Programmeの科目として教えました。復習用の動画を撮り、生徒が自分でモデルを試せるブラウザゲームも作りました。
AP科目を担当する前に、選択科目として4年間心理学を教えていました。大学レベルの厳しい授業ですが、それでも楽しい授業にしたいと考えていました。2023年、最初の学年の結果です。
クラス平均は前年の3.70から4.33に上がりました。2年目には4.4に達し、学校の過去最高を記録しました。
期末試験のない唯一のAP科目です。生徒は自分で立てた問いについて5,000語の論文を書き、15〜20分の発表で論証します。テーマは生物学から文学までさまざまです。2023年までに30人以上を指導し、平均スコアは4.1を超えています。
金融、ビジネス、ミクロ、マクロを扱う学年混合の授業です。KISJで5年間教え、今はASTでも教えています。最終課題では「Nation X」という架空の国の所得税率を決めます。富裕層の税を下げる生徒もいれば、低所得層の税を下げる生徒もいます。優れた生徒は、どちらの立場でも確かな根拠で自分の選択を裏づけます。
心理学は脳の生物学からスタンフォード監獄実験やミルグラム実験まで、4つの単元で構成しました。ディベートで生徒の記憶に残る課題は「Pecha Kucha」。スライドは準備ができていてもいなくても20秒ごとに切り替わるので、原稿を読むのではなく聴衆に語りかけるしかありません。各学期には模擬国連のシミュレーションも2回行いました。
新しい学校だったので、9年生のプログラムの大部分を自分で書きました。本質的な問いとAERO基準に基づく4つの単元です。座って受ける試験の多くを、プロジェクトに置き換えました。生徒が6秒動画で歴史を教える「Timevine」や、クリストファー・コロンブスを裁判にかける「Columbus Court」などです。
生徒は、信頼している先生のためならもっと頑張れます。コーチングや模擬国連、アドバイザリーは、その信頼を築く機会を増やしてくれます。
真剣に学ぶことと笑うことは、同じ教室で両立できます。チャイムが鳴るのを待つだけの学校生活にはしたくありません。
私はサードカルチャーキッドから、サードカルチャーの大人になりました。複数のルーツを持つことが、私の教室では強みになってほしいと思っています。
事実は学びの栄養です。目標は、テストが終わった後も事実を問い直し、使いこなせることです。
自分の授業のためにブラウザゲームを作っています。経済、歴史、倫理、模擬国連、そして少しサッカーも。好きなものを選んで、ブラウザですぐに遊べます。
学生時代に模擬国連の経験はありません。初めて出会ったのは25歳、バーレーンでの指導者としてでした。それ以来、勤めたすべての学校で模擬国連が私の軸になっています。
緊張した9年生がクライシス委員会で立ち上がり、1か月前まで名前も知らなかった国のために議論する。私が模擬国連を続けている理由は、その姿を見られることです。
Best Delegate で模擬国連大会の立ち上げ方について執筆し、学校が自校のプログラムを評価できるスコアカードも作りました。
ホンジュラス。50人から300人超の代表へ。
済州。韓国最大級の大会の一つで、韓国の模擬国連にクライシス委員会を持ち込みました。
コロナ禍のオンライン大会。40校以上が参加し、ユニセフに寄付。
リヤド。学校の模擬国連プログラムにクライシス委員会を加えました。
台中。台湾初の模擬国連大会 TAIMUN(2001年創設)のコーディネーターを務め、新設の8年生模擬国連クラスも担当しています。
サウジアラビア、台湾、韓国、ギリシャの学校で、模擬国連プログラムの立ち上げ、立て直し、拡大を支援してきました。
青春青春は、ウォームアップじゃない。
サッカーを35年以上続け、10年以上指導してきました。指導した選手は、たいてい私の教室に話しに来る生徒になります。授業を取ったことがない生徒も少なくありません。チームは変わり、生徒は転校していく。だからこそ、今の努力が大切なのです。
日本とアメリカの間で育ち、どちらにも居場所を感じられませんでした。居場所を見つけたのはインターナショナルスクール。生徒にも同じ居場所をつくることが、教員としての私の目標になりました。
東京のインターナショナルスクール卒業生との90回以上の対談。ゲストには、『ギヴァー 記憶を注ぐ者』でニューベリー賞を受賞した作家 Lois Lowry、歌手の早見優さん、m-flo の☆Taku Takahashi さん、俳優・クリエイターの Joshua Thomson さん、リオ五輪に出場した競泳の Bruno・Miguel Ortiz 兄弟、Voice Up Japan 代表の Kazuna Yamamoto さんなど。
Spotifyで聴くTEDxYouth@AISR で「居場所」と「たった1年が人生を変える力」について2回登壇。David Burke氏との対談では、サードカルチャーキッドから国際教員になるまでを語りました。
動画 AI と UDL:教員研修のスライドFaculty Global Leader(Korea International School Jeju)、2019年・2022年
推薦状はご依頼に応じてお送りします。